B777の後継機となる国際線の新フラッグシップ「エアバスA350-1000」/JAL

飛行機
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こんにちは、たかみーです!

A350-900の記事に続いて、今回はA350-1000について書いていこうと思います!

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JALの飛行機の種類(エアバス編)
JAL初のエアバス社製の飛行機「エアバスA350-900」

機体の特徴の前にまずはA350-1000がJALにとってどんな機材なのか紹介していきます。

2019年にA350-900が就航しましたが、その1年前の2018年からA350-1000の導入プロジェクトがスタートしました。

A350-1000は国際線で運航されているB777-300ERの後継機となりますが、JALにとって国際線の主力機の更新は20年ぶりとなります。

当初は2023年11月下旬に就航予定でしたが、サプライチェーンの乱れによって部品の納入遅れなどがあったため就航を延期して、満を持して2024年1月24日に就航しました。

この新フラッグシップのA350-1000の導入に伴って、B777-300ERも徐々に退役していて、2026年頃にはB777-300ERがすべて退役してA350-1000に置き換わる予定となっています。

A350-1000の導入プロジェクトについての特集がJALのWebマガジンで連載されているのでリンクを貼っておきます!

【OnTrip JAL】
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2024年1月に就航したA350-1000ですが、まずは羽田-ニューヨーク線から始まり、2024月4月には羽田-ダラス、 2024年10月には羽田-ロンドンと続々と就航しました。

さらに2025年1月21日のプレスリリースで、2025年5月1日から羽田-パリ線、夏ダイヤ期間中(3月30日から10月25日)羽田-ロサンゼルス線に就航することが発表され、今後どんどん路線が拡大されていく予定です。

【JAL公式サイト】
A350-1000 特設ページ

ということで、ここからA350-1000の特徴を紹介していきます。

A350-1000の見た目には以下のような特徴があります。

(1)顔がたぬき顔
(2)非常口は片側に4つ
(3)翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
(4)しっぽが伸びていて先端が筒型になっている
(5)メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ6本ずつ

基本的にA350-900と形は同じなのですが、全長が約7m長くなっていて車輪の数も多くなっています。

こちらは正面から見た画像になりますが、A350-900と同じくたぬき顔になっています。

A350-900とほとんど同じなのですが、窓に少しだけ違いがあって並べるとわかりやすいので、実際に比較してみましょう。

上:A350-900/下:A350-1000

上がA350-900で下がA350-1000になります。

並べてみるとA350-900の方がコックピットの窓が少しだけ幅が広いのがわかりますね。

次にこちらはウイングレットを拡大した写真になります。

A350-900と同じく先端の塗装はグラデーションがかかっています。

こちらはしっぽを拡大した写真になります。

A350-900と同じ形状で先端が筒型になっています。

そしてこちらがA350-900との違いが1番わかりやすい車輪になります。

A350-900は車輪が左右それぞれで4本ずつありますが、A350-1000このように左右それぞれ6本あります。

他の特徴だとわかりにくいですが、車輪の本数を見れば一発でどちらかわかるので、ぜひA350を見かけたときは車輪の数でA350-900とA350-1000のどちらか見分けてみてください!

機体前方の窓の数にも違いがあるので、最後にその比較もしてみましょう。

上はA350-900で下がA350-1000になりますが、A350-900は1つ目の非常口と2つ目の非常口の間の窓が15個で、A350-1000は1つ目の非常口と2つ目の非常口の間の窓が22個あります。

窓の数を毎回数えるのは現実的ではないので、2つ目の非常口にかかっている文字で見分けるといいかもしれないです!

ということで、A350-1000の紹介でした!

A350-1000の機材表記は「351」になります。

【機内座席配置】
351(A350-1000)

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