ANAが日本で初めて導入した世界最大の超大型機「エアバスA380」/ANA・FLYING HONU

飛行機
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エアバス編の最後はエアバスA380(以下A380)を紹介したいと思います!

A380は世界初の総2階建ての機種で、現時点で旅客数が世界最大の超大型旅客機になります。

A380が登場する前は機体の一部が2階建てになっている通称「ジャンボジェット」のB747が世界最大でしたが、A380がその座を奪いました。

そんな世界最大の旅客機のA380を2019年にANAが日本で初めて導入し、成田−ホノルル線の定期便として運航されています。

ANAが運航しているA380はハワイにちなんだ特別な塗装が施されているのですが、ハワイで幸運を運ぶ「海の守り神」として親しまれているウミガメをモチーフにしたデザインになっています。

また、ウミガメはハワイ語で「HONU(ホヌ)」と呼ばれているため、ANAのA380は空飛ぶウミガメで「FLYING HONU」という愛称が付けられました。

このFLYING HONUは現在3号機まであるのですが、機体の色が異なりそれぞれ名前もあります!

FLYING HONU 1号機

上の写真は1号機になります。

1号機はハワイの空をイメージした色合いで、名前は「ラニ」といいます。

2019年5月24日から運航が開始されました。

FLYING HONU 2号機

次にこちらが2号機になります。

2号機はハワイの海をイメージした色合いで、名前は「カイ」といいます。

1号機と同年の6月18日から運航が開始されました。

1号機のみの間は週3往復の運航でしたが、2号機の就航を機に週10往復まで拡大されました。

FLYING HONU 3号機

最後にこちらが3号機になります。

3号機はハワイの夕日をイメージした色合いで、名前は「ラー」といいます。

この3号機は2021年10月には成田空港に到着していましたが、コロナ禍の影響で就航が見送られ、2023年10月20日についに運航が開始されました。

これで3兄弟全て揃い、現在では1日2便定期運航されています。

FLYING HONUの運航スケジュールは以下になります!

便名路線出発時刻到着時刻
NH184成田 ➡︎ ホノルル20:108:45
NH183ホノルル ➡︎ 成田11:3514:50(翌日)
NH182成田 ➡︎ ホノルル21:3010:05
NH181ホノルル ➡︎ 成田13:0016:15(翌日)
2024年8月28日時点

ちなみになぜ羽田空港ではなく成田空港発着なのかというと、A380を運航できる滑走路に制限があるからになります。

滑走路や誘導路には機体の重量や大きさの制限があるのですが、 羽田空港ではA380を使える滑走路や誘導路が限られていて運航が難しい状況にあります。

また、飛行機が通った後は気流が乱れる(後方乱気流)ため、間隔を空けて飛行しないといけないのですが、機体が大きくなるほど気流の乱れが大きくなり、A380は他の機種と比べて非常に大きな乱れが発生します。

そのため後続の飛行機にも影響が出て、世界でもトップレベルで忙しいハブ空港の羽田空港での運航が難しくなっています。

細かい情報になりますが、どれくらい後方乱気流が大きくなり、どれだけ前後の飛行機の間隔を空けたらいいのか判断するための後方乱気流の区分があります。

区分には各機種が離陸することができる最大重量を指す「最大離陸重量」を基準にした「後方乱気流カテゴリ」と、飛行機の大きさも基準に加えた「後方乱気流グループ」の2種類あります。

こちらの2種類の区分を併用して、前後の飛行機の区分の組み合わせでどれだけ間隔を空けるか判断しているそうです。

【後方乱気流カテゴリ】(例でボーイングとエアバスを記載)
J:スーパー機(Super aircraft)・・・A380
H:ヘビー機(Heavy aircraft)・・・A350、B747、B767、B777、B787
M:ミディアム機(Medium aircraft)・・・A320、B737
L:ライト機(Light aircraft)
※上から後方乱気流が大きい順になります。

【後方乱気流グループ】(例でボーイングとエアバスを記載)
A:重量136,000㎏以上/全幅74.69m〜80m・・・A380
B:重量136,000㎏以上/全幅53.35m〜74.68m・・・A330、A350、B747、B777、B787
C:重量136,000㎏以上/全幅38.2m〜53.34m・・・A300、B767
D:18,600㎏〜136,000㎏/全幅32.1m〜38.1m・・・A320、A319、B737-600以降、B757
E:18,600㎏〜136,000㎏/全幅27.44m〜32m・・・B737-500
F:18,600㎏〜136,000㎏/全幅27.43m以下
G:18,600㎏以下
※上から後方乱気流が大きい順になります。

区分を見ていただくとわかる通り、A380はどちらの区分でも後方乱気流が最も大きい一番上の区分に分類されています。

他の機種と比べてA380がどれだけ大きいのかわかりますね。

FLYING HONU 1号機の着陸の瞬間

ということで長々と説明してしまいますが、ここからA380の特徴も紹介していきます。

と言っても他の機種と見た目が全く違いますし、そもそも特別塗装もされているので見分けるポイントというよりは単に特徴を書くだけになりますが…笑

(1)顔がボーイングと比べて丸みを帯びていてイルカのような形をしている
(2)2階建てになっている
(3)非常口が片側に8つあり、1階部分に5つ、2階部分に3つ
(4)翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
(5)しっぽがA320やA321と同じように伸びている(形状は少し異なる)
(6)メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が両翼にそれぞれ4本ずつ、胴体部分に左右それぞれ6本ずつの合計20本

簡単にはなりますが、以上がA380の特徴になります。

メインギアが20本もあるってすごいですよね!笑

FLYING HONUの機材表記ですが、表記は「A388」になります。

【シートマップ】
A388(A380)

日本では成田空港でしか見ることができませんが、成田まで遠くて時間かかってでも見る価値あるので、お時間のある時にぜひ一度FLYING HONUを見に行ってみてください!

FLYING HONUの特設サイトがあって、FLYING HONUの紹介だけでなく予約もできるので、こちらもぜひチェックしてみてください!

【FLYING HONU 特設サイト】
FLYING HONU(フライングホヌ) 成田ーホノルル間定期運航情報

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