以前、ANAが運用している飛行機のボーイング編を書いて、ボーイングの機種ごとの特徴についてもそれぞれ解説していきましたが、今度はエアバス編ということでANAが運用しているエアバスの機種について紹介していこうと思います。
追記:ANAのボーイングの記事はこちら
ANAの飛行機の種類(ボーイング編)
ボーイングと同じく初めにこの記事で、どんな機種があるのかをざっくり紹介して、別でまた機種ごとに特徴を解説していきます。
正直言うと僕も最近やっと見分けがつくようになってきたばかりです笑
僕自身が最近までそんな感じだったので、あまり詳しくない方でもここを見れば機種を見分けられるというポイントを見つけられるまで時間がかかって、なかなか記事にできていませんでした…
あと、ANAではボーイングと比べて数も少ないですし、そんな毎日のように空港にいるわけでないので、わかりやすく紹介できるような良い感じの写真を撮れるチャンスも少なくて、準備にも時間がかかっていたという事情もあります…
ということでやっと準備が整ったので紹介していきます!
まず本題に入る前にエアバスについてですが、エアバス社はヨーロッパの航空機メーカーで、アメリカの航空機メーカーのボーイング社とともに世界の航空機を牽引しています。
この2社で世界のシェア率の大半を占めていて2トップです。
昔はボーイングが覇権を握っていましたが、年々エアバスがシェアを伸ばしていき、直近5年ではエアバスが逆転してトップに躍り出ました。
エアバスはフランスに本社がありますが、元はフランスとドイツが共同出資して設立した会社で、その後スペインとイギリスも加わった、まさにTeamヨーロッパの企業になります。
そんなエアバスですが、ANAではエアバス320、321、380(以下A3○○)の3種類を運航しています。
こちらの機種は、A320になります。
A320はANA初のエアバス社の機体でB737の後継機にあたり、B737と同じく国内線のローカル線をメインに運航している小型機になります。
また、国際線においても成田・中国、関空・中国、成田・ロシア(ウラジオストク)などの一部の近距離路線でも運航されています。
機材表記は国内線が「32P(国際線仕様)」、国際線は「320」になります。
追記:A320の詳細はこちら
ANA初のエアバス社製の飛行機「エアバスA320」
こちらの機種は、A321になります。
A321はA320の長さを伸ばしたタイプで、国内線で運航されています。
A320と見た目がほぼ一緒なので見分けがつきにくいですが、ポイントを押さえればどちらかわかるので、A321を詳しく紹介する記事で説明します。
機材表記は「A321」または「321」になります。
追記:A321の詳細はこちら
ANAの創立45周年を記念して登場した「エアバスA321」
こちらはA380で、通称「フライング・ホヌ」です。
B787と同じくらいANAが推している機種なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
A380は世界最大の旅客機で、通称「ジャンボジェット」のB747よりも座席数が多く、史上最大の超大型機になります。
ANAが日本で初めて導入し、成田・ハワイ(ホノルル)限定で運航しています。
「フライング・ホヌ」はウミガメの塗装が特徴で色が異なる3種類の機体があり、それぞれに名前がついているので、A380の記事で紹介したいと思います。
機材表記は「388」になります。
追記:A380の詳細はこちら
ANAが日本で初めて導入した世界最大の超大型機「エアバスA380」
簡単にはなりますが、ANAが運用しているエアバス社の機種について紹介しました。
次からそれぞれの機種について詳しく紹介していきますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!
【ANA機種一覧】
国内線機種・シートマップ / 国際線機種・シートマップ