B737・B767・A320・A321の見分け方/ANA

飛行機
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こんにちは、たかみーです!

今回はタイトルにある通りB737・B767・A320・A321を比較して見分け方を解説していこうと思います!

以前ANAが使用しているボーイングとエアバスの機種について1つずつ紹介したので、読んでくださった方や飛行機好きの方はわかるかと思いますが、B737、B767(国際線仕様)、A320、A321には翼の先端にウイングレットと呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いています。

それぞれの記事で特徴を解説していますが、特徴を覚えきれなかったり、並べて比較しないとわかりにくくてなかなか見分けがつかないかと思うので、今回の記事をぜひ参考にしていただけたらと思います!

まずは復習でそれぞれの機種の特徴を改めて紹介します。

B737

こちらはB737になります。

特徴は以下の通りです。

・非常口が片側に4つあり、前方に1つ、真ん中に2つ、後方に1つ
・翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
・エンジンの形が円形ではなく、おにぎりのような形をしている
・垂直尾翼の角度が途中からなだらかになっている
・しっぽが短い(ストンと切り落としたような形でほぼない)
・メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ1本×2

B767(国際線仕様)

こちらはB767(国際線仕様)になります。

特徴は以下の通りです。

・非常口が片側に4つあり、前方に1つ、真ん中に2つ、後方に1つ
・翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
・しっぽが丸みを帯びている
・メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ2本×2

A320

こちらはA320になります。

特徴は以下の通りです。

・顔がボーイングと比べて丸みを帯びていてイルカのような形をしている
・非常口が片側に4つあり、前方に1つ、真ん中に2つ、後方に1つ
・翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
・しっぽがB787やB767のように伸びていて塗装が先端まである
・メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ1本×2

A321

こちらはA321になります。

特徴は以下の通りです。

・顔がボーイングと比べて丸みを帯びていてイルカのような形をしている
・非常口が片側に4つあり、前方・翼の前後・後方と同じくらいの間隔で配置されている
・翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
・しっぽがA320と同じ形状で塗装が先端まである
・メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ1本×2

簡単にですが、以上が各機種の特徴の復習になります。

ということで画像を並べて比較していきたいと思います!

比較する部分ですが、パッと見でわかって僕も実際に見分ける際に確認してる顔の形、非常口の数・配置、しっぽで比較していきます。

B737/B767/A320/A321

まずは顔の比較で、左からB737、B767、A320、A321になります。

B737はシャープでつり目(コックピットの窓)になっていて、B767は丸みを帯びています。

A320とA321はさらに丸みを帯びていてイルカの顔のような形をしています。

A320とA321は顔では正直見分けるの難しいので、他の部分もチェックしてみてください。

B737/B767/A320/A321

次に非常口の数と配置です。

上からB737、B767、A320、A321になります。

非常口の数は全て片側に4つずつあり、B737、B767、A320は前方に1つ、真ん中に2つ、後方に1つになっています。

A321のみ前方、翼の前後、後方と同じくらいの間隔で配置されています。

B737、B767、A320は配置が同じですが、エアバスは前方と後方の非常口がかなり大きくて真ん中の非常口との差があるので、ここでA320なのか、それとも他2機種なのかわかるかと思います。

他に非常口と塗装の被り具合にも少し違いがあるので、濃い青のトリトンブルーと薄い青のモヒカンブルーにどれだけ被っているかも判断材料としてチェックしてみるといいと思います。

B737/B767/A320/A321

最後に一番見分けやすいしっぽの比較になります。

左からB737、B767、A320、A321になります。

B737はストンと切り落としたようにしっぽが短く、B767は蜂のおしりのように先にかけて絞られていて、エアバス2機種はより突き出したようにしっぽが伸びています。

A320とA321は形状が同じで塗装の範囲が若干違うだけなので、遠目だと見分けられないかもしれないです。

A320とA321は非常口の配置で見分けることをオススメします。

以上が見分けポイントになります。

個人的にはまず一番特徴的なしっぽを見てB737、B767、エアバスで絞ってからエアバスのA320とA321を非常口の配置で見分ける順番がオススメです!

もし角度の問題でしっぽが見えない場合は、顔でB737、B767、エアバスに絞ってからA320とA321を非常口の配置で見分けてみてください!

ということでB737、B767、A320、A321の見分け方の紹介でした。

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

よかったらそれぞれの機種について書いた記事もチェックしてみてください!

【各機種の紹介記事】
B737:ローカル線を支える小型機「ボーイング737」
B767:ANAを40年以上も支える中型機「ボーイング767」
A320:ANA初のエアバス社製の飛行機「エアバスA320」
A321:ANAの創立45周年を記念して登場した「エアバスA321」

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