ジャンボジェットの後継機として国際線を支えてきたフラッグシップ「ボーイング777」/JAL

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こんにちは、たかみーです!

これまでJALが保有するボーイング社の機種をB737、B767と紹介してきたので、今回はB777を紹介していきたいと思います!

現在JALで運航されているB777はB777-300ER型機になります。

これまでB777-200型機、B777-300型機、B777-200ER型機、B777-300ER型機と4種類の派生型が導入されて国際線を長年支えてきましたが、続々と退役していて現在ではB777-300ERのみとなりました。

そんなB777-300ERも後継機のA350-1000にこれから置き換えていくため退役が始まっています。

JALでは1996年にマクドネル・ダグラスのDC-10の後継機としてB777-200が導入され、国内線で運航されてきました。

1998年にはB777-300が導入され、B777-200とともに国内線で活躍してきました。

こちらの2種類は機体の老朽化やA350-900の導入に伴って2022年末に全機が退役する予定でしたが、新型コロナウイルスによる航空需要の低下や、搭載エンジンのプラット&ホイットニー製「PW4000」のユナイテッド航空でのトラブルがきっかけに世界的に飛行禁止となり、予定より早い2020年度内に全機が退役してしまいました。

2002年にはB777-200ERがマクドネル・ダグラスのMD-11の後継機として国際線に導入されました。

後継機のA350-900の導入に伴って徐々に置き換わり、最後の方は運航路線が国際線から国内線に変更となって2023年11月12日の那覇-羽田線を最後に全機が退役しています。

2004年にはB777-300ERをJALがローンチカスタマーとして導入しました。

B777-300ERは通称「ジャンボジェット」で親しまれていたB747の後継機として国際線に導入され、国際線のフラッグシップとしてこれまでJALを支えてきました。

そしてB777-300ERもまた、後継機で新フラッグシップのA350-1000の導入に伴って徐々に置き換わる予定で、2024年9月19日からついに退役が始まりました。

JALはどんどんA350シリーズに置き換えていっているので、近い将来B777が見られなくなる日が来てしまうかもしれません…

ということで、ここからB777の特徴を紹介していきます。

B777の見た目は以下のような特徴があります。

(1)非常口が200型機は片側に4つ、300型機は片側に5つ(上の写真は非常口が5か所なので300型機になります)
(2)真っ直ぐ伸びて先端が辺になっている翼(B767のウィングレットが付いていない機体と同じタイプ)
(3)しっぽがダイビングのフィンのような形で縦になっている
(4)メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ3本×2

しっぽはこちらの写真だと形がわかりやすいかと思います。

ダイビングのフィンのようになっていて、他の機種とは全然違いますよね。

車輪が左右で3つずつあるのがこちらの写真でわかります。

大きく重い機体をさせるにはこれだけ車輪が必要ということですね。

B777はこのあたりの特徴を押さえていただくとすぐに見分けられると思います!

B777の機材表記は「773」になります。

【機内座席配置】
773(B777-300ER)

以上、B777の紹介でした!

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