毎月のように日本各地を一人旅しているのですが、5月は初めて熊本に行ってきました!
その熊本旅行では、ずっと行ってみたかった念願の「幣立神宮」にお邪魔してきました⛩
幣立神宮の主祭神は、「神漏岐命(かむろぎのみこと)」「神漏美命(かむろみのみこと)」です。
他にも「大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)」や「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」も御祭神としてお祀りされています。
神漏岐命、神漏美命は古事記や日本書紀にも登場しない神様で、さまざまな考察がされている諸説ある神様だそうです。
一説によると、神様の固有名詞ではなく「造化の三神」と呼ばれる「天之御中主神」「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」から天照大御神までの男女の皇祖神すべてを指す単語だと言われているようです。
そして同じく聞き慣れない神様で謎に包まれている大宇宙大和神ですが、こちらの神様は日本神話よりも前の宇宙の神様のようで、日本で唯一この神様をお祀りしているのが幣立神宮なんです。
なぜここにずっと行ってみたかったと言うと、お世話になっている熊本出身の方から、幣立神宮はとてもエネルギーが強いパワースポットだから行ってみてほしいとオススメしていただいたので、熊本旅行する時は絶対に行くと決めていた場所なんです。
ちなみに気になるご利益ですが、縁結び、家運隆盛、出世運、商売繁盛にご利益があるそうです。
幣立神宮は熊本と宮崎の県境にあって宮崎の高千穂にある有名な高千穂神社から車で30分ほどの場所にあります。
バスでも近くまで行けますが、本数が少なく交通の便が悪いので、車を借りて熊本市内から1時間30分ほどかけて行きました。(高速を使えば1時間ほど)
近くに駐車場があるので、そこに車を停めて道路沿いを数十メートル歩くと鳥居があります。
鳥居の手前からだと境内も見えないので、異世界に繋がっている階段のようですよね…
真ん中まで来ると階段が一度途切れて少し広いスペースがあり、上の写真には写っていないですが、右手に手水舎や由緒書があります。
約150段ある階段を登るとやっと拝殿に辿り着きます。
「高千穂神社」や「天岩戸神社」と比べると知られていないので、週末でしたが参拝客もまばらでした。
お賽銭箱の横に書き置きの御朱印とおみくじがあり、拝殿の横の建物にお守りなどが置いてあります。
この拝殿のあるエリアはとても居心地が良くパワーに満ちているように感じました。
拝殿の左奥にこのような鳥居があるのですが、こちらをくぐると山道が続いています。
少し進むと二手に道が分かれていて、右手に進むと「東御手洗(東水神宮)」というお社にたどり着きます。
「瓊々杵尊(ににぎのみこと)」がこの東御手洗の神水で全国の主要地の水を清めたと言われています。
また、東御手洗のそばに「八大龍王様」が鎮まっているとされている池もあります。
東御手洗にも行ったのですが、特に神聖な雰囲気が漂っていて不思議な感覚になり、何となく写真は撮らない方がよさそうと思ったので写真は撮りませんでした。
また行く機会があったら、その時に撮っても問題なさそうな雰囲気を感じたら撮って改めて紹介しますね。
東御手洗へ進む山道の途中に双子杉と五百枝杉があるのすが、とても立派でパワーを感じました。
霊感がないので、落ち着いて居心地が良いと感じることはあっても何か感じるということは滅多にないのですが、幣立神宮は伊勢神宮以来に不思議な感覚になりました。
さすが「最強のパワースポット」、本当にパワーが強いんだなと思います。
熊本はとても気に入ってもう何度でも行ってみたいので、また行く際に幣立神宮もまた参拝したいと思っています。
【幣立神宮】
■HP・SNS等
熊本県公式観光サイト
■営業時間
参拝:24時間
■アクセス
住所:〒861-3905 熊本県上益城郡山都町大野712
バス:「大野幣立宮前」より徒歩3分
車:阿蘇熊本空港より60分