長距離路線を支えてきた大迫力の大型機「ボーイング777」/ANA

飛行機
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今回は大型機のボーイング777(以下B777)について紹介したいと思います。

B777は通称「トリプルセブン」と呼ばれていますが、実はこの呼び方はANAが航空業界においては商標登録をしているため、他の航空会社は公には呼びにくいという事情が…笑

ANAはB777を1995年に導入し、来年2025年に就航30周年を迎えます。

B777は機内に通路が2つあるワイドボディと呼ばれるタイプで、B737やB767などの機内に通路が1つしかないナローボディと呼ばれる機種よりも座席数が多いことが特徴です。

ANAが運用を始めた頃の型番のB777-200型機でも座席数が400席前後あり、当時世界最大の旅客機だった「ジャンボジェット」の愛称で呼ばれていたB747に並ぶ大型機になります。

エンジンもかなり大きく、B777のエンジン2つでエンジンが4つあるB747並みのパワーがあるそうです。

そのためB747とともに国際線の主力となっていきました。

ちなみにB777-200型機は、キムタク主演のドラマ「GOOD LUCK!!」のエンディングで、キムタクが翼の上で寝転がっていた機材です!

B777-300型機

B777の見た目は以下のような特徴があります。

(1)非常口が200型機は片側に4つ、300型機は片側に5つ(上の写真は非常口が5か所なので300型機になります)
(2)真っ直ぐ伸びて先端が辺になっている翼(B767のウィングレットが付いていない機体と同じタイプ)
(3)しっぽがダイビングのフィンのような形で縦になっている
(4)メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右それぞれ3本×2

B777のしっぽ

しっぽを拡大したこちら画像を見ていただくと、他の機体との違いがわかるかと思います。

他の機種は筒のような形をしているので、B777は形が全く違ってわかりやすいですね。

B777のメインギア

車輪が左右で3つずつあるのがこちらの写真でわかります。

大きく重い機体をさせるにはこれだけ車輪が必要ということですね。

B777特別塗装機「C-3PO ANA JET」

B777が離陸する瞬間を見ていただくとわかるのですが、やっぱり他の機種と比べて大きいので、走り出してから機体が浮くまでの距離がとても長く、浮く瞬間も「よいしょっ」って感じで重い機体をゆっくりと浮かせていきます。

B777が離着陸のときに頭上を通ると迫力がすごくて、大人も少年少女に戻るくらいワクワクするので、羽田空港近くのソラムナード羽田緑地や伊丹空港近くの千里川土手のような間近で飛行機を見られる場所で、ぜひあの迫力を体験してほしいです。

機材表記は、国内線が「722」「772」「773」、国際線は「77W」になります。

「722」と「772」が非常口が4つの200型機、「773」と「77W」が非常口が5つの300型機になるので、予約する際にぜひ機材をチェックしてみてください。

【シートマップ】
■国内線
722(B777-200)772(B777-200)773(B777-300)
■国際線
77W(B777-300ER)

以上、B777についての記事でした。

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