ANA初のエアバス社製の飛行機「エアバスA320」/ANA

飛行機
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少し前にANAが運航しているエアバスの機種をざっくり紹介しましたが、今回から各機種について書いていこうと思います。

まずはエアバスA320(以下A320)です!

A320は1991年3月に導入されたANA初のエアバス社製の機種ですが、ANAではオランダのフォッカー社のフレンドシップ以来、18年ぶりに導入されたヨーロッパの機種でした。

B737の後継にあたる機種で、導入当時から国内のローカル線を中心に運航されてきました。

現在は一部の国際線の短距離路線でも運航されていて、成田・関空と中国・ロシアを結んでいます。

【成田空港】
中国:大連、厦門、浦東
ロシア:ウラジオストク
【関西国際空港】
中国:北京、大連、香港、青島、杭州、浦東
※2024年8月時点

現在、運航されているA320はneoという新型機になり、2016年にANAが日本で初めて導入しました。

neoが登場するまでは従来型のceoが運航されてましたが、ceoは2020年をもって全て引退したので、現在はneoのみとなります。

neoが導入された際のANAの記事があるので、よかったら読んでみてください。

【ANAのエアバス新型機、A320neoが仲間入り!】
https://www.ana.co.jp/ana_news/2017/02/02/20170202-1.html

ちなみにceoは「Current Engine Option」、neoは「New Engine Option」の略で、単純にエンジンが旧型か新型かの違いになります。

ceoが引退したのがまだ僕が飛行機にハマる前なので記憶にないのですが、ceoとneoのエンジンは大きさが違うようで、他に翼の先端のウィングレットの形が違うみたいなので、そこが見分けるポイントみたいです。

ceoが引退しているのでANAでは見分ける機会はありませんが、ウィングレットはA380と同じ形状みたいなので、まとめ記事やA380の記事を参照してみてください。

A320 neo

ということでA320 neoの特徴ですが、見た目には以下のような特徴があります。

・顔がボーイングと比べて丸みを帯びていてイルカのような形をしている
・非常口が片側に4つあり、大きな非常口が前方と後方に1つずつ、小さな非常口が真ん中に2つ
・翼の先端に「ウイングレット」と呼ばれる燃費向上を目的とした小さな翼が付いている
・しっぽがB787やB767のように伸びていて塗装が先端まである
・メインギアと呼ばれる機体の真ん中にある車輪が左右で1本×2

こちらがA320 neoのしっぽを拡大した写真になります。

B767のように先端の銀色の範囲がほんの少しある程度です。

上の特徴の部分にも書きましたが、ANAのコーポレートカラーのモヒカンブルーの塗装が先端まであります。

羽田空港ではA320やA321などの小型機は、端っこの67・68番ゲートに駐機しているか、ターミナルから離れていてバスで向かわないといけない滑走路寄りのオープンスポットに沖止めされているので、羽田空港で見る際にはぜひその駐機スポットあたりを注目してみてください!

A320の機材表記は、国内線が「32P」、国際線は「320」になります。

【シートマップ】
■国内線
32P
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/seatmap/domestic/32p/
■国際線
320
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/seatmap/international/a320_neo/

以上、A320の紹介でした。

次回はA321を紹介するので、次の記事もぜひ読んでください!

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