こんにちは、たかみーです!
前回は愛媛旅行の往路便について書いたので、今回は復路便について搭乗記を書いていきたいと思います!
帰りは羽田まで直行便ではなく伊丹経由だったので、松山から伊丹、伊丹から羽田の2回を今回の搭乗記にまとめて書きます。
往路便についてはこちら
2025.8.22 ANA搭乗記(B787-8)/羽田➡︎松山
松山から伊丹の便は14時45分発のNH1642便だったので、午前中にバスケしたりお土産買ったりしてからお昼ご飯を食べて、13時前には松山空港へ向かうことにしました。

松山駅から空港リムジンバスが出ていたのですが、僕が泊まったホテルのある大街道のバス停にも停車するみたいなので、そこからバスに乗ることにしました。
路線バスみたいに結構な数のバス停に停まる到着が遅いバスと、主要な場所にしか停まらない到着が早いバスの2種類あり、多く停車する方が安かったのでそちらにしようと思っていたのですが、先に早い方がやってきたのでそちらに乗って向かうことにしました。
というか、バス停にキャリーケース持ったアジア系の外国人観光客がめっちゃ行列作って並んでいたので、僕も大人しくその列に並んでいたのですが、バスが来ても理解できてないのかその人たちが乗ろうとせず、バスに置いてかれそうだったのでもう抜かして乗ったら早い方でした笑
外国人観光客は安いバスに乗りたかったのか、空港行きのバスが来ているのを理解していなかったのか、そもそも別の場所に行くつもりだったのかわかりませんが、とりあえず紛らわしいから乗らんのならどいてほしかった…笑
とまぁ愚痴っぽくなりましたが、なんとかバスには乗ることができて空港へ向かい、15分ほどで松山空港に到着しました。
13時頃に空港に着けていつもと違って1時間30分ほど余裕があり空港でゆっくりする時間がありました。
とりあえず身軽になるためにキャリーケースを預けて、その後はまずは帰りに飲む予定にしていたみかんジュースを飲みに行きました!
愛媛に来るとやっぱりこのみかんジュースが出る蛇口は試したくなりますね笑
久しぶりに飲みましたが、やっぱり美味しかったです!
みかんジュースを飲んだ後は展望デッキに向かいました。
まだ僕の乗る便の機材は松山空港にはいなかったのですが、僕が乗る機種と同じプロペラ機のDHC8-Q400がいました!
1便前の便みたいで遅れてるようですね。
動き始めるまで見届けていたのですが、これからこれと同じ機種に乗ると思うと、今回が初めてなのもありめっちゃワクワクしてきました!

展望デッキで少し飛行機を見たら保安検査場を通るために中へ戻りました。
展望デッキと同じ3階に「スカイパーク」というちょっとしたゲームセンターみたいな場所があったのですが、そこにフライトシュミレーターが!
一度やってみたいのですが、このときはやめておきました笑

そして保安検査場を通りANAラウンジに向かったのですが、ラウンジの手前に搭乗口があるのでそこでモニターを確認したら、展望デッキで見た前の便は1時間以上遅れているみたいですね。
こんな遅れるって何があったんだろ。

ということで、まだ出発まで1時間くらいあって余裕があるのでANAラウンジへ。

松山空港のANAラウンジには江戸時代から150年以上も続いている愛媛の老舗和菓子屋「山田屋」の「山田屋まんじゅう」が置いてありました。
1個頂いたのですが、期間限定・数量限定みたいなのでラッキーでした!

しばらくANAラウンジでゆっくりして、搭乗開始しそうな時間帯になったら搭乗口へ向かいました。
そして20分前くらい搭乗開始したので機内へ。
DHC8-Q400ってバスで近くに行って階段を上がって乗るイメージでしたが、松山空港ではボーディングブリッジから搭乗できるみたいですね。

そしてついに初めてDHC8-Q400に乗ることができます!
ボーディングブリッジからの搭乗ですが、ボーイングやエアバスのようなジェット機に搭乗するときみたいにボーディングブリッジが機体にピタッとくっついてる感じではなく、階段が伸びていて一瞬だけ外に出るような感じでした!
またいつもと違う体験ができてテンション上がりました笑

機内に入ってみると意外と広くて、席数は少ないですがB737みたいな感じでした!
もっと狭くて簡素な感じを想像していたのですが、ジェット機とあまり変わらない機内でした!
ちなみに窓が閉まっていますが、機内の温度が下がりにくいようでなるべく温度上昇しないように乗客が搭乗してから目的地に到着するまでの間以外は窓を閉めているそうです。

シートマップ

今回の席はほぼ中央に位置する11Dにしました。
いつもだと翼と被ってしまう中央付近には座らないのですが、今回選んだのには理由がありまして…

こんな感じでエンジンが真横にあって車輪を見ることができるからなんです!
ジェット機だと翼の下にエンジンや車輪があるので窓から車輪は見えないですが、プロペラ機は翼が機体の真ん中ではなく天井くらいの位置から伸びているので、翼が頭上にある分エンジンやプロペラ、車輪がちょうど窓の横に来るんですよね。
エンジンで景色が見えなさそうですが、エンジンの下から景色を見ることができますし、この位置だと離着陸時の車輪の出し入れを見ることができるんですよね…!

しかも斜め前を見るとプロペラも見ることができて、個人的にはプロペラも車輪も景色も見られるベストポジションです笑

席数が少ないのもあり小さな機体だけど座席間隔も意外とあってゆったり座ることができます。


初めてなので安全のしおりも撮影。
初めてだと記録に残したくて安全のしおりでもついつい撮ってしまいます笑
乗客が全員乗り終えて出発の準備が整うとプロペラが回り始めました!
どんどんテンションが上がってきてワクワクが止まらん笑
その後、定刻通りに出発。
プロペラ機はジェット機のようにトーイングカーでプッシュバックしないで、自ら回転して向きを変えて移動します!
外からは何度か見たことありますが、中からこうやって見るのは初めてなので新鮮でした!
そしてついに離陸の時間…!
この時を待ってました!笑
一瞬ですが、離陸直後に車輪が格納されるところを見てみたかったんです笑
滑走路が広島県の宮島や山口県の岩国のある方向を向いているので、そちらの方へ向かって離陸しましたが、愛媛や香川、徳島など四国の上の方を通過して伊丹空港へ向かうので、離陸直後に瀬戸内海の上空でぐるっと旋回して再び松山市内へ向き直りました。
松山市内は雲が比較的少なかったですが、しばらく飛んでいると積乱雲が増えてきました。
ちょうど鹿児島に上陸した後に台風から変わった熱帯低気圧が四国近くを通過するタイミングだったので、やっぱり高知方面に発達した雨雲が多いですね。
ちなみにプロペラが回転してないように見えますが、ちゃんと回転しています!笑
カメラのコマ数(1秒間に撮影できる静止画数)とプロペラの回転周期が一致していて、1秒目に捉えたプラペラの位置と2秒目、3秒目、4秒目…と捉えたプロペラの位置がほぼ同じだから止まっているように見えるみたいです。
この動画をInstagramのストーリーにも挙げたら家族からエンジン止まっていると思われて心配されました笑
しばらく飛んでいると徐々に飛行ルート周辺にも積乱雲が現れてきました。
こんなに積乱雲の近くを飛ぶの初めてかもです笑
プロペラ機はジェット機と比べて低い高度を飛ぶので、それもあって積乱雲にも近づきやすいっぽいですね。
しばらく四国上空を飛んでいたのですが、青空に積乱雲と夏を象徴する景色にプロペラ機ってなんか「紅の豚」の世界観にいるような気分になりました!
紅の豚のサウンドトラックから良い感じの曲を見つけてBGMにしたい笑
1つ前の動画では積乱雲との距離がまた遠くなっていましたが、再び近くに積乱雲が現れ始めました。
さっきよりも近かいので
さすがに影響受けて機体が揺れましたね。
機内サービスの途中だったのですが、ベルト着用サインが点灯したのでCAさんもサービスを中断して全員着席してました。
そして四国を抜けて大阪に入ると着陸態勢に入りました。
ここで再び車輪に注目!
今度は着陸に向けて格納されてた車輪が出てきますが、これも見たかったんですよね笑
そして松山空港を出発してから45分ほどのフライトで伊丹空港に到着しました!
着陸時にこうやって車輪が地面に接地するのを見られるのもプロペラ機ならではの楽しみですね!
展望デッキから飛行機が着陸するところを見るときは接地時の摩擦を見ることができますが、こうやって機内から間近で見られるのはテンション上がります!笑

伊丹空港では沖留めのためオープンスポットに到着しました。
降機前にCAさんから再び機内の温度上昇を抑えるために窓を閉めてくださいとアナウンスがありましたね。
そして階段を使って飛行機から降りたのですが、松山空港で乗ったときと違ってしっかり外から機体を見ることができてここでもテンション上がりました!笑
できることならしばらく撮影していたい…笑
サクッと数枚だけ連写で写真を撮ってから乗り継ぎのためにターミナルへ向かいました。
そのときに動画でも機体と周辺の環境を撮影してみたのですが、上の動画のような感じでした!

ターミナルに入ったら搭乗口のある方へ向かったのですが、まだ1時間以上も時間があったので少しお土産コーナーをぶらぶらした後にANAラウンジへ向かいました。
ラウンジに入って席を取ったら飲み物を取りに行きましたが、飲み物はとりあえずビールで!笑

ビールのお供に家から持ってきたサラミとチーズのおつまみを食べてしばらく過ごしました。
そして1時間くらいラウンジでゆっくりして、ちょうど良い時間になったら搭乗口へ向かいました。

搭乗口に着いたらちょうど搭乗が始まるタイミングだったのですが、羽田-伊丹線は相変わらず利用者が多くて人でごった返しててどのグループの列も行列でした。
ちなみに伊丹で乗る機種はB777-200になります。
74席と100席もない小型機から392席と400席近い大型機への乗り換えでギャップがすごい笑
席数が5倍以上ですね笑
ということで、機内へ入って行きます!
いつもなら立ち止まってコックピットを撮影しますが、いかんせん人が多いので今回は歩きながらチラッとで。

シートマップ

席は右側の最後方の45Kにしました。
トリプルのこのシートデザイン好きなんですよね〜

プロペラ機が意外と広かったので、席数の多いジェット機はプロペラ機の後だと少し狭く感じますね笑

45Kからだと外はこんな感じに見えます。
1番後ろの席なので、翼も先端付近が見えるだけでほぼ景色を遮るものがないですね。
個人的には翼が入る構図が好きですが笑

さすが伊丹路線、席はほぼ満席でした。
1時間足らずのフライトの中で400名近い乗客に機内サービスを提供しないといけないのはCAさんめっちゃ大変ですね…
ということで、少しだけ遅れて出発です。
滑走路へ向かうときにグッバイウェーブをしてくれているグランドハンドリングの方に手を振ったら両手で振り返してくれました!
そして順番待ちをしているJALのB767に見送られながら伊丹空港を離陸。
離陸直後は伊丹名物の大旋回!
今回は右側の座席で空を向いているので角度がわかりにくいですが、左側の席に座るとなかなかエグい角度で旋回しているのがわかります笑

高度を上げていくとプロペラ機と違って高い高度に到達するので、飛行機よりも上に雲がほとんどなくなり青空が広がっていました!
太陽も沈みかけているので青色の深さも徐々に増してきていますね!
こうやって上は綺麗な青い空で、下は薄ら雲がかかっていて境界線がぼかされている景色も幻想的で良いですよね。
しばらく飛んでいると雲が全くなくなり、空の青と海の青の共演が始まりました!
空の方はまだ日の光が届いているので明るめですが、海は影になって光が届かなくなっているので深い青ですね。
遠くまで青い水平線が広がっていて、GOOD LUCKの主題歌で山下達郎が歌っている「RIDE ON TIME」をBGMにつけたくなりますね笑
「青い水平線を〜」って笑

カメラを少し後ろに向けてみると水平尾翼が見えました!
ほとんどの席からだと水平尾翼は見えないですが、水平尾翼まで見えるのは後方座席ならではですね!
そしてしばらく飛行して房総半島に入って千葉県上空を通過し、東京湾に出るとZOZOマリンスタジアムが見えてきました!
ライトがついていてプロ野球の試合をしているようなのでスポナビで試合を確認してみると、なんと西武が試合してました!笑
しかもちょうどこの動画を撮影しているタイミングはロッテの攻撃のときで、西武の隅田投手が投げているところみたいでした!
西武ファンなので上空から「隅田頑張れ!」って心の中で応援しました笑
あとで結果を確認したら結局負けちゃってましたが…笑
ZOZOマリンを過ぎてから旋回しながらディズニー上空を通り過ぎたら着陸態勢に入り、そして1時間弱のフライトをへて羽田空港に到着しました。
西の方の空が夕焼けに染まっていましたが、この日はオレンジ色が強めでしたね。

ということで、初めてのプロペラ機と国内線では初めての乗り継ぎを体験して羽田空港へ戻ってきました。
2便まとめて書いたのでいつもより長くなってしまいましたが、これで復路便と搭乗記を終わりになります。
DHC8-Q400は2026年度以降に退役予定なので、それまでにぜひまた乗りたいですね!
愛媛旅行の搭乗記を書いてきたので、次は旅行記を3日間に分けて書いていきたいと思います!
ちなみに先ほど載せた動画に「RIDE ON TIME」を当て込んでみたので載せておきます笑
【松山空港】
■HP・SNS等
HP / Instagram
■営業時間
8時30分〜19時30分
■アクセス
住所:〒791-8042 愛媛県松山市南吉田町2731
バス:伊予鉄バスで「松山駅」より約15分
【伊丹空港(大阪国際空港)】
■HP・SNS等
HP / X / Instagram / YouTube
■営業時間
南・北ターミナル:5時30分〜22時
中央ターミナル:5時30分〜22時30分
展望デッキ:6時〜21時30分(最終入場21時)
■アクセス
住所:〒560-0036 大阪府豊中市蛍池西町3-555
電車:大阪モノレール「大阪空港駅」よりすぐ