こんにちは、たかみーです!
先日の秋田旅行の目的だった大好きな漫画「SLAM DUNK」の聖地巡礼について書いていきたいと思います!
まずスラムダンクを知らない方はそもそも読まれないかと思いますが、一応どんな漫画かざっくり説明します。
一言で言うと高校バスケが舞台の漫画です!(めっちゃざっくり笑)
湘北高校(神奈川県)に通う主人公である不良の桜木花道がヒロインの赤木晴子に一目惚れし、その晴子から誘われてバスケ部に入部して不良からバスケットマンに転身して成長を遂げていきます。
物語のクライマックスの全国大会で山王工業というインターハイ3連覇中の王者と対戦することになるのですが、その山王工業のモデルが秋田県能代市にある能代工業なんです。
そんなスラムダンクの中で一番盛り上がり感動するインターハイで登場する山王工業にゆかりのある場所に訪れたくて今回秋田に訪れました。
ちなみに能代工業は2021年に能代西高校と統合されて現在は能代科学技術高校になっています。
1日目に聖地巡礼したのですが、まずは2022年12月3日に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」の中で、山王工業のエースの沢北栄治がインターハイ前に参拝した神社に似ていると言われている神社へ参拝に行きました。
その神社は由利本荘市にある森子大物忌神社という神社になります。
森子大物忌神社は神社とありますが、実は仏教の宗派の天台宗に属する滝沢修験組織が活動拠点としていた場所になります。
修験(修験道)とは、日本古来の山岳信仰に仏教や道教が混ざった宗教のことです。
なぜ神社なのに仏教系の拠点になっているかですが、恐らく昔からある神と仏とを同一視する神仏習合の考えからこのような形になっているのかなと思います。
そのような背景もあり、神社ですが本殿には薬師三尊像(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)や十二神将像が安置されています。(薬師如来は大物忌神としてもお祀りされています)
情報が少ないので僕も初めはそれを知らず、どんな神様がお祀りされているのかわからないまま参拝し、後で資料を頂いてからこの情報を知りました。
最寄駅は由利高原鉄道鳥海山ろく線の「黒沢駅」なのですが、歩くと30分近くかかりますし本数も少ないので車で行くことをオススメします。
神社入口の隣に大きめの駐車場があるので、そちらに車を止めてください。
田舎でコンビニなどのお店も近くにないのですが、駐車場内に仮説トイレがあってトイレの横に簡易的な手洗い用のタンクがあるので、お手洗いに行きたいときはこちらを使ってください。
鳥居をくぐると本殿まで階段が続いているのですが、この階段は約300段あります。
これがスラムダンクの映画で登場する神社に似ていると言われた理由になります。
映画で沢北が参拝後に神社の階段をトレーニングで使っていたのですが、その映画内の神社の階段も300段なんです!
実際に神社では沢北みたいに階段を駆け上がるのはやめてくださいね…笑
途中で二の鳥居があり、そこをくぐると少し平坦な参道が続いて最後にまた長い階段を上ります。
僕が参拝した日は線状降水帯が発生する可能性があるくらい土砂降りの日だったので、境内は薄暗く神隠しに遭うんじゃないかと思うくらい結構怖かったです笑
長い長い300段の階段を上り切るとやっと本殿に辿り着きます。
廃れているように見えますが、国の史跡にもなっていますし、毎年4月の第3日曜日に例大祭が行われているようなので管理はされていそうです。
廃神社は心霊的にかなり危険な場所だと言われているので、スラムダンクの聖地とは言え大丈夫かなと最初不安があったのですが、例大祭では氏子が米俵10俵分ほどの御輿を担いで300段の参道を一気に登り切るイベントがあるくらい地域で管理して盛り上げていそうなので、ここは大丈夫だと思います。
SNS映えを狙って管理されてなさそう神社で「千と千尋の神隠し」みたいな雰囲気の風景を撮影してる人を結構見かけますが、廃神社っぽいところで撮影している人が割といて危なそうなので、そのような人と同じように人気のない神社に参拝するときは管理されているかどうかや参拝時間はちゃんと気にすることをオススメします。
境内には社務所がないのですが、神社に向かう途中にある熊谷寅蔵商店で御朱印を頂けます。
【森子大物忌神社】
■HP・SNS等
由利本荘市観光協会 / 熊谷寅蔵商店
■営業時間
参拝:24時間
御朱印:7時〜20時
■アクセス
住所:〒015-0332 秋田県由利本荘市森子八乙女下99
電車:由利高原鉄道 鳥海山ろく線「黒沢駅」より徒歩25分
森子大物忌神社を参拝した後は秋田市内に戻って一旦お昼ご飯を食べてから、今度は北上して能代市に向かいました!
能代に着いたら早速1番の目当てだった能代バスケミュージアムに向かったのですが、その途中で変わったマンホールを発見…!
さすがバスケで有名な街、マンホールまでバスケのデザインでした!
商店街の真ん中に能代バスケミュージアムがあるのですが、目の前まで来たときは「ついに…!」とめっちゃワクワクでした!
一通り外観を撮影した後についに中へ!
もう入口からスラムダンクのグッズが!
入口のスラムダンクコーナーは山王工業がメインでした。
怒涛の写真すみません…笑
施設の奥はスラムダンクコーナーになっていて、スラムダンクグッズがたくさんありました…!
もう全部欲しい笑
自分の部屋もこんな感じでスラムダンクグッズで埋めたい笑
スラムダンクの他にもNBAコーナーや田臥勇太コーナー、女子バスケコーナーなどもあるので、バスケ好きは本当に楽しめると思います!
施設はそんなに大きくないので長くても30分くらいかなと思っていたのですが、結局お店の方とも話し込んで1時間近くいました笑
秋田市内のオススメの飲食店やお土産を教えてもらったので、スラムダンク以外でも楽しめました。
【能代バスケミュージアム】
■HP・SNS等
HP / X(旧Twitter) / Instagram
■営業時間
開館:9時30分〜18時
■休館日
年末年始
■入館料
無料
■アクセス
住所:〒016-0825 秋田県能代市柳町5-20
電車:JR五能線「能代駅」より徒歩7分
能代バスケミュージアムでスラムダンクを堪能した後は最後に5分ほど歩いたところにある山王工業のモデルとなった能代工業(能代科学技術高校)を見に行きました。
ここが最強山王のモデル…山王工業を思い浮かべながら正門に立ってました…!
ちなみに作中で最強として描かれている山王工業ですが、そのモデルの能代工業もかつては1996年〜1998年に高校バスケの全タイトルを獲得する史上初の9冠を達成したり、1998年に通算50回の優勝を達成したりして、日本人初のNBA選手の田臥勇太を輩出するなど、山王工業と同じく高校バスケの王者でした。
能代科学技術高校のバスケ部の通常練習や練習試合は見学することができるみたいなので、次に行くときにはぜひ見学していたいですね!
ということでスラムダンク聖地巡礼 in 秋田でした!
義理の弟や甥っ子もスラムダンクとバスケが好きなので、今度はみんな連れてまた来てみたいです笑