下越と中越の中心都市を巡った新潟一人旅/Day 2

旅行記
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こんにちは、たかみーです!

10月12日〜10月13日と1泊2日で新潟へ旅行して前回はその1日目について書いたので、今回はその続きで2日目について書いていこうと思います!

1日目は観光せずにバスケとご飯で終わりましたが、2日目はちゃんと観光もしました笑

1日目についてはこちら
下越と中越の中心都市を巡った新潟一人旅/Day 1

2日目は彌彦神社やひこじんじゃ」と「江口だんご」に行きたかったので、車で弥彦村とそして再び長岡市へ行きました。

愛媛の下灘駅のように日本一海に近い駅と呼ばれている「青海川駅」が柏崎市にあるので、そこにも行ってみたかったのですが、高速を使っても車を返す時間までに戻って来られるか微妙だったのと曇り空でもあったので、次回以降にすることにしました!

ということで、2日目の朝は6時過ぎに起きて7時頃から朝ご飯を食べに行きました。

新潟のホテルなのでやっぱり新潟県産のお米を使ったご飯があったり、栃尾揚げやのっぺなどの郷土料理もありました。

ご飯を食べ終わったら8時頃にホテルを出発して、新潟市と長岡市の間に弥彦村があるのでまずは彌彦神社へ向かいました。

そして車を走らせること1時間、彌彦神社へ到着。

運が良いと弥彦山から雲海を見ることができて、その雲海から彌彦神社の鳥居が顔を出す幻想的な景色を見ることができるそうなので本当はそれも見てみたかったのですが、今回はそちらの下調べはあまりしてなかったのと時間的な問題もあったので参拝のみにしました。

僕が車を停めた第一駐車場の近くに東参道があったのでそちらから境内に入ることもできたのですが、やっぱり表参道から進みたいので、駐車場から表参道は少し離れていますが表参道の方へ向かいました。

弥彦山の麓ですが、周辺に宿が結構あったり飲食店も並んでいるので意外と車通りも多い印象を受けました。

しばらく歩いて表参道の鳥居まであと少しという場所まで来ると、道路沿いに木々に囲まれた小道が出てきました。

境内に続いているっぽかったので、ちょっとこちらの道から進んでみることに。

先まで歩いていた道路と並行して延びているので、木を挟んで数メートル左側に道路があるのですが、なんか全然雰囲気が違いました!

生活音は聞こえるのですが雰囲気が道路と違うので、なんか途中で異世界に向かっているんじゃないかと思うくらいでした笑

そして道の終わりに辿り着くと鳥居をくぐってすぐの表参道に出てきました!

小道が参道に続いていたので気づいたら境内に入っていましたが、やっぱり鳥居で一礼しないで入るのは気が引けたので、一度外に出てから一礼して再び境内に入ることにしました。

鳥居は立派で、しかも塗り直されたのか朱色がめっちゃ綺麗ですよね。

彌彦神社の御祭神は「天香山命あめのかごやまのみこと」(別名:伊夜日子大神いやひこのおおかみ高倉下命たかくらじのみこと)で、「天照大御神あまてらすおおみかみ」のひ孫、「瓊瓊杵尊ににぎのみこと」の甥っ子にあたります。

父親は「饒速日命にぎはやひのみこと」なのですが、この名前を聞くと「千と千尋の神隠し」のハクを思い出しますよね。

ハクの本名は「ニギハヤミコハクヌシ」なので、実際に饒速日命が由来なのでは?と言われています。

ということで、一礼して再び鳥居をくぐって境内に入ったのですが、入ってすぐのところに橋がかかっていて小さな川も流れていました。

こういう神社にある川ってずっと見てられますよね。

そして表参道を進み、拝殿までやってきました。

社伝によると彌彦神社は、天香山命が越後を開拓した後、紀元前392年に亡くなられて「神劒峰みつるぎのみね(弥彦山)」に葬られ、その御子である長男「天五田根命あめのむらくものみこと」が廟社びょうしゃを築いてお祀りしたことが始まりだそうで、2,400年以上もの歴史のある神社のようです。

2,400年ってすごいですね…

気になるご利益は、商売繁盛や五穀豊穣、家内安全、厄除けとのことです。

僕はいつも通り自己紹介と参拝の機会をくださったことのお礼をし、そして頑張っていきたいことを宣言して見守っていただけるようお願いしてきました。

拝殿で参拝した後は参道を戻りつつ、拝殿の手前にある摂社や末社のある一角にも寄ってみました。

こちらには天香山命の妃神である「熟穂屋姫命うましほやひめのみこと」や御子神をはじめとした六代の御子孫神がお祀りされている摂社や所縁の深い神社の末社があるようです。

手前に1つお賽銭箱があるので、こちらでも先ほどと同じように挨拶と宣言をしました。

摂社や末社の反対側には休憩所がありました。

中には自動販売機もあって広くて綺麗な建物でしたね。

授与所のあたりまで戻って来ると、日本初の石油を精製する石油蒸留釜というものがありました。

原油を締め切った釜の中に入れて下から原油を熱し、その際に蒸発して出るガスをパイプで水中に通して冷やして液体にする仕組みらしいです。

ちなみに現在は2基しか残ってないみたいです!

釜の近くには重軽石がありました!

以前は神社で見かけるたびに持ち上げていましたが、最近は全然やらなくなりましたね笑

なんか筋トレしてたのもあってなんとなく重さがわかってしまって、ほぼ予想通りの重さに感じてしまって…笑

帰りは東参道の方から駐車場へ戻ることにしたのですが、東参道へ出てすぐのところには相撲場もありました。

そして道がいくつか分かれていたので、東参道を真っ直ぐ向かわず少し散策してみることに。

脇道に入ってみるとその先に鶏舎がありました。

ここでは在来種の鶏を飼育しているみたいです。

厳密に言うと日本固有の在来種は明治までに認定された品種らしいのですが、上の写真の案内板にも書かれているようにそのうち国の天然記念物に指定されている品種は17品種あるそうです。

秋田の比内鶏や宮崎グルメとして有名な炭火焼きで使われる地頭鶏も天然記念物に指定されているみたいです。

鶏はあまり詳しくないので、青森シャモロックや比内鶏、名古屋コーチンなどの有名どころしか知らないので勉強になりますね。

鶏舎の目の前には鹿を飼育している場所もありました。

エサもあげられるみたいで、エサをあげてる親子のところにめっちゃ群がってました笑

少し離れたところにいた1匹を観察してみたら、僕含めて周りにエサをあげる人がいないのに、フェンスをめっちゃむしゃむしゃしてました笑

【彌彦神社】
■HP・SNS等
HP
■営業時間
参拝:24時間
社務所:8時30分〜16時
■アクセス
住所:〒959-0393 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
電車:JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩15分

鹿をしばらく観察してから再び参道に出て駐車場に戻りました。

彌彦神社で参拝した後は今度は長岡市内にある新潟を代表する和菓子の笹だんごで有名なお店の「江口だんご」へ向かいました。

そして1時間ほどして江口だんごに到着しました!

ネットで調べたときは結構人気そうな印象を受けたのですが、その印象通り駐車場には車がたくさん停まっていました。

でも、タイミングが良かったみたいで、1〜2台空いていてなんとか停めることができました。

駐車場の一角には樹齢230年のもちの木がありました。

全く関係ないのですが、もちの木と聞くと小学校の国語の授業で読んだ「もちもちの木」を思い出しました笑

中に販売所や甘味処があるのですが、もちの木の横にも笹だんごの販売所がありました。

ただ、僕は甘味処でだんごを食べたかったので、こちらでは買わずに中の販売所で帰りに笹だんごを買うことにしました。

そして入口の門をくぐると、目の前にさざれ石が。

神社みたいな特殊な場所以外でさざれ石を見たの初めてです!

さざれ石の後ろにの庭園が広がっているのですが、めっちゃ広かったです!

紅葉の季節はめっちゃ綺麗でしょうね。

ちなみに敷地全体の広さは1,500坪らしいです!

店舗は左手の建物に入っているのですが、庭園の右手にある販売所の裏側にあたる建物はお菓子作りの体験ができるところになっていました!

こちらでは名物の笹だんごの他、串だんごやどら焼きを作る体験ができるみたいです!

予約制で土日に開催しているみたいなので、参加しやすいですね!

そして店舗の方へ行ってみたのですが、雰囲気が良いですね。

HPにある説明によると1868年〜1869年にあった戊辰戦争の戦火から免れたとあり、少なくとも150年以上はたっているってことなのでとても貴重ですよね。

そして中へ入ってみると1階には販売所がありました。

笹だんごだけでなくいろいろな和菓子がありました。

入って右手に2階の甘味処に上がる階段があったので、とりあえず買い物は後にして2階に上がることに。

階段はかなり急だったので、小さな子やお年寄りはちょっと気をつけないといけないですね。

階段下にメニューがあったので上る前に選ぶことにしたのですが、甘味メニューも結構豊富でお昼の時間帯には御膳も提供しているようですね。

ちなみに今回のお目当てはお抹茶セットの五色団子になります!

甘味処はこんな感じの雰囲気でした。

豪雪地帯なので雪の重さに耐えられるように梁も大きいのですが、存在感がありました!

僕は階段上がって左手の中庭側の席に案内されたのですが、右手奥の席も景色良さそうでしたね!

そしてお抹茶セットの五色団子を注文し、少ししたらすぐにやってきました!

他のセットもありましたが、この五色団子がお店自慢みたいです!

色とりどりで綺麗ですし、星形?五角形?の配置もいいですよね。

僕はスイーツをついついパクパク食べてしまうので、意識してゆっくり味わいました笑

団子はもちろん美味しかったですが、抹茶も美味しかったですね!

五色団子と抹茶を味わった後はお土産で笹だんごを買う前にお手洗いに行きたかったので店内を探し回ったのですが、地図が微妙に分かりにくくて間違った場所に迷い込んで店舗裏にある庭の方に出てしまいました。

でも、景色がめっちゃ良かったので、逆に迷い込んで良かったです笑

先ほどの甘味処の右手奥の席からはこちらの庭が見えるっぽいですね!

そしてお手洗いを見つけて済んだら、売店の方へ移動してお土産で笹だんごを買うことにしました。

笹だんごは1種類だけなのかと思ったら「里宮大正餅りきゅうたいしょうもち」という餅米を使った笹だんごもあるようです。

ただ、こちらは予約しないと買えないみたいなので、今回は通常の笹だんごを買うことにしました。

笹だんごのディスプレイの後には作業場があったのですが、実際に笹だんごを作っている様子をガラス越しで見ることができました!

しばらく観察してみたいところでしたが、ジッと見てるのはなんか気が引けたので、チラッと見てレジへ向かいました笑

ちなみに里宮大正餅は幻の餅米と呼ばれているようで、昭和30年頃に一度途絶えてしまったけど、その後に江口だんごが地元の人たちと協力して2005年に復元したみたいです。

強いコシと持続する柔らかさ、独特の旨味が特徴なんだとか。

今度は予約して里宮大正餅を使った笹だんごを買ってみたいなと思います!

【江口だんご 本店】
■HP・SNS等
HP / WebショップInstagram / 食べログ
■営業時間
販売所:9時〜18時
甘味処:10時〜17時(ラストオーダー16時30分)
■定休日
販売所:元日
甘味処:水曜日(祝日は営業)
■支払い方法
現金 / クレジットカード / 電子マネー
※変更されている場合あり
■アクセス
住所:〒940-2043 新潟県長岡市宮本東方町52-1
車:上越新幹線・JR信越本線「長岡駅」から約20分
バス:越後交通「東方」からすぐ

抹茶と五色団子を頂いて帰りに笹だんごを買ったら、時間的に戻った方が良さそうだったので、その他の場所には寄り道せずに新潟市内へ戻りました。

行きと違って1時間45分ほどぶっ通しで運転して新潟市内へ戻り、1時間くらい余裕を持ってニコニコレンタカーで車を返しました。

その後は新潟市内を散策がてらお昼ご飯を食べに歩き回り、新潟のソウルフードの「タレかつ丼」を食べることにしました!

どのお店がいいか調べていると「とんかつ太郎」というタレかつ丼の発祥のお店が、歩いて30分ほどの場所にあることがわかったので、そちらへ向かいました。

そしてニコニコレンタカーから歩くこと30分、お目当てのとんかつ太郎に到着。

お昼前に江口だんごで五色団子を食べたとは言えお腹が満たされるほどではなかったのですし、到着したのが14時頃だったのでめっちゃお腹空いてました…

メニューの看板を見てみるとカツ丼はシンプルなもの一択で、カツの枚数を選べる感じになっていました。

初めてなので、とりあえず1番人気のカツが5枚のタレかつ丼にしました!

もうお昼時は過ぎていたので、店内は空いていて注文したらすぐに提供されました!

写真だとわかりにくいですが、カツが1枚1枚大きかったです!

お腹が空いているのでがっついたのですが、美味しいしカツは大きいしで大満足でした!

【とんかつ太郎 古町本店】
■HP・SNS等
HP / XInstagram / 食べログ
■営業時間
ランチ:11時30分〜14時30分
ディナー:17時〜20時
■定休日
第3水曜日
■支払い方法
現金 / クレジットカード / 電子マネー / QRコード
※変更されている場合あり
■アクセス
住所:〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通6-973
電車:JR越後線「上所駅」から徒歩30分 / 上越新幹線・JR信越本線・JR越後線・JR白新線「新潟駅」から徒歩40分
バス:新潟交通・越後交通「古町」から徒歩5分

タレかつ丼を食べ終わったら歩いて新潟駅へ向かうことにしました。

40分ほどかかりますが普段テレワークで全然歩かないので、こうやって旅行の際に1時間くらいまでなら時間さえ許せばあえて歩いてるんですよね。

途中で大きな川があったのですが、こちらは信濃川みたいですね。

久しぶりにこんなに大きな川を見た気がします!

そして40分ほど歩き続けて15時前に新潟駅周辺までやってきました。

新幹線は17時50分発なのでまだ時間はあるのですが、もう観光はせずに駅周辺をぶらぶらすることに。

新潟と言えば日本酒ですが、伯母が日本酒大好きでめっちゃ詳しく、新潟の緑川と鶴齢という日本酒がお気に入りと聞いたので、お土産でどちらか買って帰ることにしました。

1日目含めていくつか酒屋を回ったのですが、ホテルの近くにある酒屋が1番緑川と鶴齢の種類が多かったのでそこで買うことにし、その中でも緑川で6月〜10月の夏限定で販売している「緑」という日本酒があったのでそれを購入しました。

その後、1日目の夜に少しだけ立ち寄ったCoCoLo新潟の中にあるお土産屋さん「ぽんしゅ館」に行くことにしました。

もちろんこちらにも日本酒をはじめとした焼酎やワインなどいろいろなお酒が売っているのですが、食品もたくさん売っているので柿の種などの新潟を代表するお菓子を買いたくて。

ぽんしゅ館の中には「唎酒番所」という日本酒の飲み比べができる場所もあったので、お土産を買った後は日本酒の飲み比べをしにそちらに行きました!

500円で専用のコインを5枚もらえてコインを機械に入れると日本酒がおちょこに注がれるシステムみたいですが、銘柄によって必要コインが異なるそうです。

そして中へ入ってみると迷うくらいたくさんの日本酒の機会が端から端まで並んでいました!

やっぱり人気みたいで中は結構混雑していましたね。

前にも書いたように僕は日本酒に詳しくないので、とりあえず銘柄の説明を見て気になるものを飲んでみることにしました。

詳しくないので銘柄を覚えられず、なので何を飲んだかも全然覚えてないです笑

緑川か鶴齢のどちらかを飲んだのだけは覚えています!笑

ワンコインで好きな日本酒をいくつか飲むことができるので、日本酒好きの方にはオススメです!

ちなみに東京に戻ってから伯母にも紹介したら興味津々でした笑

【ぽんしゅ館 新潟驛店】
■HP・SNS等
HP / XInstagram
■営業時間
9時〜21時
※唎酒番所は9時30分~20時30分(最終受付:20時15分) 
■定休日
不定休
■支払い方法
現金 / クレジットカード / 電子マネー / QRコード
※変更されている場合あり
■アクセス
住所:〒950-0086 新潟県新潟市中央区花園1-96-47 CoCoLo新潟 メッツ館
電車:上越新幹線・JR信越本線・JR越後線・JR白新線「新潟駅」からすぐ

日本酒の飲み比べをした後は駅ビル内を少しぶらぶらして、残りの時間はスタバでブログを書きながら時間を潰しました。

そして17時30分頃になったらスタバを後にして新幹線のホームに向かいました。

旅行中にも行きたいところが次々出てきたので、もっと新潟に滞在したい気持ちも強く、改札通るときに名残惜しかったです笑

電車の中で食べるものや飲み物をコンビニで買ってからホームに上がり、乗る予定の新幹線もやってきたのでこれに乗って東京へ帰りました。

新潟もかなり広く、さすがに弾丸の今回だけで行きたいところを全て回るのは厳しいので、ぜひまた2泊3日や3泊4日で訪れて、ゆっくり新潟旅行を楽しみたいですね。

ということで、20年ぶりくらいの新潟旅行が終了しました。

次の旅行は新潟の翌週に行った47都道府県制覇の旅のラストとなる青森・岩手になるので、次回の旅行記ではそちらの模様をお届けしたいと思います!

ぜひ見ていただけると嬉しいです!

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